ある日、AIにこう頼んでみた。
「すべてあなたにお任せするので、とにかく稼いでください。」
派手な稼ぎ方の案が返ってくると思っていた。けれど、Codexが最初に確認してきたのは、予算、権限、公開してよい範囲、そして法務や税務のリスクだった。
この連載は、会社員が出勤前の時間を使って、AIと一緒に収益化の仕組みを作れるのか試していく記録だ。成功するかはまだ分からない。だからこそ、途中経過から残してみる。
最初に決めたのは「勝手にやらないこと」だった
AIに作業を任せるとしても、支払い、契約、外部への公開、顧客への返信まで無条件に進めさせるわけにはいかない。そこで、最初に次の線引きをした。
- 調査、企画、原稿の下書き、改善案の作成はAIが進める
- 公開、費用発生、契約、対外的な送信は人が承認してから行う
- 誇大広告、無断転載、スパム的な営業はしない
- 勤務先の情報や顧客情報は使わない
「全部任せる」という言葉は便利だけれど、現実には任せてよい部分と、人が責任を持つ部分を分けるところから始まる。
副業には、アイデアより先に確認事項がある
何かを売る前に、副業規定や税務の確認が必要だと分かった。さらに、有料の商品やサービスをオンラインで販売する場合、特定商取引法に基づく表示も関わる。
思いついた商品をすぐ並べるより、まず公開情報を積み上げ、リスクを抑えて検証する方針に切り替えた。収益化を急ぐほど、説明できる形で進めることが大切になる。
最初に完成したのは、LINEで承認する仕組み
運営中のブログはWordPressで動いている。そこでCodexは、記事の公開候補を作り、LINEで承認を求め、承認された記事だけを公開するための仕組みを用意した。
途中、プラグインの配置で失敗し、有効化できないトラブルもあった。設定したアクセストークンが合わず、LINEから返事が来ない時間もあった。それでも一つずつ原因を切り分け、最終的には次の流れが実際に動いた。
- WordPressに下書きを作る
- LINEへ公開承認のメッセージを送る
- 人がLINEで承認する
- 承認された下書きだけが公開される
- 必要ならLINEから再び非公開へ戻す
AIが勝手に公開するのではなく、人がスマホで確認してから前に進む。毎朝のコーヒー時間に確認できるなら、無理なく続けられそうだ。
商品を売る前に、記録することにした
当初はテンプレート商品などを販売する案も考えた。しかし、個人で販売する以上、表示義務や個人情報の扱いは軽く見られない。
そこで、まずはこの実験そのものを記録することにした。AIは何を提案するのか。人はどこで止めるのか。ブログ、YouTube Shorts、承認の仕組みは、実際に収益につながるのか。
このブログでは、うまくいったことだけでなく、迷ったことややめた案も、公開できる範囲で記録していく。
ここから検証すること
- AIが作る実用記事を、無理なく定期的に公開できるか
- 顔出し・本人音声なしのShortsで、興味を持つ人がいるか
- 広告や紹介収益など、直接販売以外の収益化が成立するか
- AIに任せる範囲と、人が判断する範囲をどう調整するか
まだ収益は生まれていない。できたのは、最初の仕組みと、記録を始める場所だけだ。
それでも、「AIに稼いでと頼んだら何が起きるのか」という実験は、ここからようやく始まる。
この記録では、AIを活用して作成した原稿を人が確認・編集したうえで公開します。個人情報、認証情報、勤務先に関わる情報などは公開しません。また、特定の収益や成果を保証するものではありません。
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